2021/03/04 12:08
こんにちは、谷家屋ブログです。
テーマは前回に引き続き「素材ごとの特徴やケア」です。
本日は人工素材編!
特に、あまり素材に詳しくない方におすすめの内容になっております!
日々の生活に役立つ内容となっておりますので、最後まで読んでいただけますと幸いです。
今回は以下の素材について解説していきます!
・ナイロン
・アクリル
それぞれの素材は、この指標で5段階評価していきます。
・丈夫さ
・長持ち
・値段
高い方が丈夫で、長持ちし、値段が高いという評価です。
それでは見ていきましょう!
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ナイロン
・丈夫さ…★★★★★
・長持ち…★★★★★
・値段……★★☆☆☆
特徴
ナイロンもポリエステルやポリウレタンのように石油から作られた繊維です。
ナイロンジャケットやナイロンバッグなどで馴染みのある素材ではないでしょうか?
1番の特徴はその耐久性です。
引っ張っても簡単には破けず、表面も滑らかで摩擦にも強い性質があります。
弾力性が強いため、型崩れしにくく服のシルエットが保たれやすくなっています。
劣化にも強く、天然繊維の天敵である虫や油、カビや油などを物ともせず、薬品や海水にもびくともしません。
しかし熱には弱く、ビニール袋のようにすぐに溶けてしまうため、それだけは注意が必要です。
見た目が安っぽいという点がデメリットとされることもありますが、レザーのようにぬめりのある上品なナイロンも開発されており、
ピンからキリまであるといえます。
ほとんどの繊維にある吸湿性はなく、蒸れてしまう性質がありますが、代わりに水を弾くことができるため雨具として優秀です。
ケア
ナイロンは非常に熱に弱いため、アイロンや乾燥機は大敵です。
しかし、水には強いため洗濯には気を使う必要がありません。
かなり両極端な素材であると言えますが、熱にさえ気をつければかなり長く使うことができる素材と言えます。
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アクリル
・丈夫さ…★★☆☆☆
・長持ち…★★★☆☆
・値段……★★☆☆☆
特徴
アクリルはポリエステル、ナイロンと並び三大合成繊維と呼ばれる素材です。
石油を原料としており、アクリル繊維はウールのようなふっくらとした柔らかな風合いが特徴です。
ウールと同じようにニットや靴下によく使用されています。
ウールに似て弾力がある素材なので、皺にもなりにくい性質があります。
1番の違いは値段の差で、ウールよりもかなり値段が低いため、価格を下げるためにウールと混紡されることもあります。
吸水性が低く、虫食いなどに強く長持ちしやすいのもウールとの大きな違いです。
しかし同時に吸水性の低さから、ウールに比べ着心地の悪さを若干感じることもあるかもしれません。
毛玉はできやすく、あまり摩擦には強くありません。
またアクリルは静電気が起こりやすく、冬場は注意が必要になりますし、ほこりがついてしまう原因にもなります。
ケア
アクリルはウールに比べても水に強いため、ウール混紡などされていなければ選択できることが多いです。
※品質表示タグはしっかり確認してください。
その際毛玉ができないよう、ネットに入れるのも忘れてはいけません。
熱には弱いので、できるだけ乾燥機は使わない方が良いでしょう。
しわになりにくいのでアイロンは必要ないと思われますが、かける場合は低温で当て布をして行うのがベストです。
静電気が起きやすい性質があるので、静電気防止のブラッシングなどを行うことでより快適に着ることができます。
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以上が主な人工素材の特徴とケアのポイントです。
何か役に立つ情報はございましたでしょうか?
もっとマイナーな素材についてもご要望があれば解説しますので、ぜひご意見をお聞かせくださいませ。
それでは、素敵な1日をお過ごしください!
最後までお読みいただきありがとうございました。